GAME REPORT試合レポート
延長戦を制した豊田自動織機がファイナル進出を決めた。試合は、トヨタが後藤希友、豊田自動織機がダラス・エスコベドと、シーズン防御率0点台を記録した2人が先発。互いに立ち上がりから安定した投球を見せスコアボードに0を並べていく。トヨタは6回から登板したモニカ・アボットも好投し、延長戦に突入した。8回表、豊田自動織機は一死3塁の場面で、9番・大平あいがこの回から再びマウンドに上がった後藤の低めの変化球をフルスイングし、決勝の2ランホームラン。このリードをエスコベドが守り切り、見事な完封勝利を挙げた。
チームに勝利を呼び込む劇的なホームランを放った大平選手
レギュラーシーズンで負け越したトヨタを下し、初代覇者まであと1勝に迫った豊田自動織機
日本でのラスト登板となったアボット投手は2イニングを無失点と好投した
西地区で初代優勝チームとなったトヨタだが、打線が3安打と振るわずファイナル進出を逃した