新年あけましておめでとうございます。

2022年3月28日、女子ソフトボール新リーグ・JD.LEAGUEは開幕いたしました。

約2年間に渡る新リーグ構想・準備期間を経て新たな船出を迎えることができましたこと、様々な形でご支援いただいたステークホルダーの皆様に改めて御礼申し上げます。

JD.LEAGUEの記念すべき開幕イヤーのテーマは、「Wow! Experience 開演」。ファンの皆様に、「驚き、感動、ワクワク」を届けることをコンセプトに、様々な仕掛けを施した一年でした。

ZOZOマリンスタジアムでの開幕戦では、「ドリームノック」と題して、JD.LEAGUEが誇る守備の名手たち　VS.　JD.LEAGUEキャプテンの宇津木妙子さんの千本ノック対決を披露したり、また、レギュラーシーズンではチームベンチの隣に一般観戦席を設け、フィールドレベルで選手たちの迫力あるプレーやスピード感を体感していただける「Wow! パスポート」を展開したりしました。

スタジアム内ではMCや音響、フィールドイベントやキッチンカーなど新たな演出や企画を取り入れ、ご来場のファンの皆様に、試合以外にもスタジアム空間をお楽しみいただけるように工夫しました。試合後には選手たちにも参加してもらい、ソフトボール投げイベントやクリニックなどを通じて、ファンの方々にソフトボール競技に触れていただき、競技や選手を身近に感じていただく機会を提供しました。

また、スポーツ興行が少ない月曜日に開催した「マンデーソフトボール」はナイトゲームで実施し、試合がなくプロ野球ロスを感じている野球ファンの方々や、ソフトボールを観戦したことがなかったスポーツファン層の皆様にも、ソフトボールを知っていただくきっかけづくりができたのではないかと思います。

まだまだコロナ禍の影響もあり集客には苦戦した面もありますが、オフィシャル配信パートナー「スポーツナビ」のプラットフォームで全試合をライブ配信し、年間およそ900万人の方に試合観戦していただいたことは、23シーズンのさらなる盛り上げにつながる重要な種まきになったと考えています。

そして何より22シーズンのハイライトは、選手たちのエネルギーみなぎるプレーや、笑顔や涙で彩られた豊かな表情でした。加盟16チームが東西地区に分かれ、新たなレギュレーションでのリーグ戦となりましたが、最後の最後まで素晴らしい戦いを繰り広げてくれました。また、シーズン開幕前の記者会見と閉幕後のJD.LEAGUEアワードで、司会やオープニングアクトを務めてくれた選手たちのパフォーマンスは、まさにJD.LEAGUEのコアバリューを象徴するものでした。選手たちの個性こそが、今年も変わらずJD.LEAGUEの最大の価値です。

2年目を迎える2023シーズンも、選手・チームやステークホルダーの皆様と共に、もっともっと「Wow！」なJD.LEAGUEをお届けいたしますので、どうぞご期待ください。

コロナ禍や不安定な世界情勢が続く昨今ですが、皆様の日常にたくさんの笑顔があふれますように。
皆様にとって素晴らしい一年になりますよう、心よりお祈り申し上げます。