緊迫した投手戦はNECに軍配が上がり、JDリーグ初勝利をマークした。先発は、NECが大塲亜莉菜、戸田中央がジョーダン・テーラーと、ともに第１節で悔しい黒星を喫した投手同士の投げ合いに。試合は、両先発がランナーを背負っても落ち着いたマウンドさばきをみせて得点を与えず、延長戦に突入する。そして迎えた8回裏、NECが二死満塁のチャンスを迎えた場面で、戸田中央の2番手、オディシー・アレキサンダーの投球が大きくそれ、この間に3塁ランナーがホームインしサヨナラ勝ち。先発の大塲は8回を投げきり、ノーヒットノーランを達成した。

大記録を達成し、お立ち台で笑顔を見せる大塲投手

今季初勝利が劇的なサヨナラとなったことで喜びを爆発させるNECの選手たち

6回途中まで無失点に抑える好投をみせたテイラー投手

6回裏はピンチを凌ぐも、8回に力尽きた戸田中央の2番手・アレキサンダー投手