地元での勝ち越しを狙うデンソーブライトペガサスだったが、昨日に打線が爆発したビックカメラ高崎ビークイーンの勢いが上回った。初回、ビックカメラは藤本麗、藤田倭の連打で無死一、三塁とデンソー先発の坪野三咲の立ち上がりを攻めると、3番・工藤環奈が中前にはじき返して先制点を挙げる。続く4番・内藤実穂が4連打となる右越適時2塁打、炭谷遙香の犠飛で2点を追加した。ビックカメラの先発は、同一カードの開幕戦で完封勝利した濱村ゆかり。毎回、得点圏に走者を背負うものの、要所を締めて得点を与えない。濱村の好投に応えたいビックカメラは5回表、二死二塁から花浦ゆかりが右越に適時2塁打を放ち、1回途中から好投を続けるカーリー・フーバーから1点を追加した。6回からは、濱村を救援した伊東杏珠が前日に続いて2回を零封する好投。同率首位で今節を終えたビックカメラは、次節・地元開催での戸田中央メディックス埼玉との直接対決に弾みをつけた。