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2025.07.04
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ニトリJD.LEAGUEが金沢で「能登半島地震復興支援 東西対抗戦」を開催
ニトリJD.LEAGUE 2025では、「令和6年能登半島地震」復興支援活動の一環として、「能登半島地震復興支援 東西対抗戦」を金沢にて開催しました。
「ソフトボールで 社会に笑顔を」というミッションのもと、JD.LEAGUEは、被災地の皆さまに元気を届けたいという想いからこのイベントを企画。震災および豪雨から1年以上が経過した今もなお、復興に向けて尽力されている地域の方々に、少しでも力になれればという願いが込められています。
会場全体での黙祷の様子
当日は、リーグ全16チームから選出されたトップ選手に加え、石川県出身の中高生選手も参加。
一球一打に込められた情熱が、会場を大いに沸かせました。
また、試合後には選手サイン会と、地元の子どもたちを対象とした「ソフトボール教室」も開催。
元気いっぱいにボールを追いかける子どもたちの笑顔が、会場全体に広がり、温かなひとときとなりました。
サイン会の様子
ソフトボール教室
左から、大垣ミナモ 谷ひなた選手、小西陽菜選手、馳浩石川県知事、トヨタ 市川 愛渚選手、伊予銀行 吉本 琴慈選手
大垣ミナモ 小西 陽菜(こにし ひな)選手
「石川のみなさんのご協力のおかげで、この試合を開催することができました。本当に感謝しています。
今回は、長年応援してくれている方々や、昔から知っている方にもお会いできて、たくさんの応援をいただきました。
石川に元気を届けたいと思って来た私たちでしたが、逆に皆さんから力をもらえるような、温かい時間になりました。」
大垣ミナモ 谷 ひなた(たに ひなた)選手
「震災後、能登のみなさんのために自分が直接できることがなく、ずっと心に引っかかっていました。
でも、私にできる一番の支援は、ソフトボールでつながり、元気を届けることだと思っています。
今日の試合では、仲間たちが本当にフレッシュで熱いプレーを見せてくれて、私自身も刺激を受けましたし、石川のみなさんにもパワーが届いていたら嬉しいです。」
トヨタ 市川 愛渚(いちかわ ひな)選手
「実は地震が起きた日、私は現地にいてとても怖い思いをしました。今でも地震速報には身体が反応してしまうほどです。
だからこそ、地元のために、スポーツを通じて元気を届けるチャンスをいただけたことに感謝しています。
今日のプレーが、“スポーツってすごいな”“私もやってみたい”と、誰かの希望や笑顔につながってくれたら嬉しいです。
全力でプレーしました。少しでも皆さんの元気になれていたら、本当に幸せです。」
伊予銀行 吉本 琴慈(よしもと ことじ)選手
「大変な状況の中でも、ソフトボールを通じて人とつながることができるし、応援してくれる人もたくさんいます。
決してひとりじゃないです。みんなで、いっしょに頑張っていきましょう!」
坂元 令奈(さかもと はるな)監督(西地区)
「初めて顔を合わせる選手たちのチームでしたが、“復興支援”という共通の想いを胸に、心を一つにして試合に臨みました。
石川の皆さんに、明るく元気にプレーする選手たちの姿を届けることで、少しでも勇気を感じていただけたらと。
勝ち負けにこだわるのではなく、“元気を届けること”を一番に意識していました。
市川や吉本が登場すると、スタンドから温かい声援が飛び、選手たちの力にもなったと思います。」
村山 修次(むらやま しゅうじ)監督(東地区)
「この復興支援試合では、ソフトボールの魅力を通じて、想いや気持ちが伝わるような時間を届けたいという気持ちで臨みました。
“明るく・楽しく・元気よく”、そして“個性を活かす”。そんな姿勢で試合に向かうよう選手たちには伝えてきました。
結果として勝つことはできませんでしたが、和気あいあいとした雰囲気の中で、選手たちは素晴らしい準備とプレーを見せてくれました。」
そしてもうひとつ、会場を笑顔で包んだのが、地元・金沢に本社を構える製菓企業によるサンプリングブース。
「北陸のソウルフード」として知られる人気商品が振る舞われ、試合やソフトボール教室に訪れた子どもたちや保護者の皆さん、観客の方々に大好評。
「これ、子どもの頃から好きなんです!」「復興支援の場でこういう地元の味があると、なんだかほっとしますね」といった声も多く聞かれました。
スポーツと地域の味がひとつになったこの空間が、参加者にとっての「忘れられない一日」となったのは間違いありません。
JD.LEAGUEはこれからも、「ソフトボールで 社会に笑顔を」という使命のもと、地域とともに歩み、支え合う未来を築いていきます。
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